タイムパフォーマンス、略して【タイパ】
かけた時間に対して得られる効果(時間対効果)を意味する言葉。
最近よく聞きますし、意識としては大事なのかもしれませんね。
誰だって面倒なことは短時間で終わらせたい。
私も自分だけで完結する家事や用事ならめんどうだし、パパっと済ませたい。
でもね、
対ヒトの場合はちょっと違うんじゃないか、というのが私の考えです。
私の価値観だから他の人とは違うかもしれない、という前提で話します。
例えば、の話
例えば、ある時間までに子どもを連れてどこかに行かないといけない時(例:歯の診察)。
【タイパ】を考えれば、トイレに行ったりくつをはいたりする時間を逆算して「行くよ~準備して~」と声をかければ済むはずです。
でも、それでスムーズに行かない場合もある。
「これが終わってから!」「行~か~な~い!!!」と。
人間だから当然、その時生まれる”感情”がありますからね。
だから、お互いが気持ちよく出発できるように根回し的なことをするのです。
前もって子どもの心配事を聞いておき、できる限り解消したり、
「はいしゃさんが終わったら△△しようね!」とモチベーションをあげたり。
歯医者に行くという目的を達成するために
あえて時間をたくさんかける方法を取るのです。
時間はたくさんかけたけど、お互いにハッピーな気持ちで終わります。
実際にあった話
ほどんど使ってないけど、たまーに届くキャリアメール。
内容はこんな感じ
「ご無沙汰しております。お元気ですか?気になってメールしました」と。
それらしく書いているけど、迷惑メールだと判断しました。
「どなたですか?」という私からのアクションを待っているんでしょうか。
この時に「こんなんで人をだまそうとしているのか」とうんざりしたのと同時に、
「時間をかけずに成果を得ようとしている」=【タイパ】を意識しているのか?と思ったのです。違うか...(;´・ω・)
でもこの簡潔なメールでは私の感情は何も動きませんでした。
”人の感情”を動かすには【タイパ】だけではダメなのだろう。
そのように感じたのです。
ブログ運営における【タイパ】
ブログ運営の目的は人それぞれだと思います。
「自分の気持ちをはき出すため」
「書くことを楽しむため」
「何かをうったえるため」
「収益をあげるため」
などなど。
ブログの記事作成において【タイパ】は大事か?
書くことを楽しんでいるのであれば気にならないのでしょうか。
収益目的であれば意識するのかもしれません。
ブログ運営の目的によって、また記事の内容によってきっと違うのでしょう。
でも”人の感情”を動かすのには
無駄になること、面倒なことが伴うもの。
そんな風に思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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