まるめがねのまわり道

ペーパードライバー歴15年の主婦の活動記録

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クルマで帰省!子どもの「あと何分?」に答える!~作戦編~

年末年始のお休みでクルマで移動することも多いこの時期。

クルマに乗るのに飽きた子どもが必ず一度は口にするであろうあの言葉。

あと何分で着くのー?!

私は子どもによく聞かれるので、自分が運転していないときはパッとこたえられるようにしたいのですが...

私は 速さの問題が苦手中の苦手!!!

そこで、今回は小学校の頃に教わったアレを使いながら復習したいと思います。

01_小学校のおさらい"おはじき"の公式

地域や時代によって呼び方は異なるかもしれませんが、こんなのを見たことのある方も多いのでは?

私は「おはじき」の公式で速さ()・時間()・距離()を求めることを教わりました。

今ではこのような「おはじき」を使わなくても感覚的に”速度=距離÷時間” ということがわかりますが...

私が小学生のときはとりあえず公式を覚える→ 計算する という形をとっていたので公式を覚えるために「おはじき」を利用していたわけです。

 

02_「あと何分で着くのー?!」に答える

さて、本題に入ります。

クルマに乗っていて子どもが「あと何分で着くのー?!」と聞いてきた時。

速さはクルマの速度計を見れば○○km/h と出ているのでわかります。

残りの距離も案内標識で目的地まで○○km と出ていればわかりますね。

そこからだいたい「あと何時間何分で着くか」を計算します。

※自分が運転していないときの話です!自分が運転しているときはそこまで余裕が無いので答えられません!!

 

初級編~割り切れる場合~

たとえば、

目的地までの距離が160km

80km/hの速度で進んでいる場合。

 

 

時間 = 距離 ÷ 速度 なので、

時間 = 160 ÷ 80 = 2 

目的地まで あと 2 時間

 

これなら簡単に答えられますね。

問題は割り切れない場合です。

 

 

中級編~割り切れない場合~

たとえば、

目的地までの距離が240km

90km/hの速度で進んでいる場合。

 

 

時間 = 距離 ÷ 速度 なので、

時間 = 240  ÷ 90  =

 

… って割りきれないし、ギブアップしたいところですが...

分数にしてやってみます。(下図参照)

 

 

8/3時間= 2時間と2/3 まで出せれば何とかなります。

1/3時間は20分なので2/3時間は40分。

 

目的地まで あと 2 時間 40分

 

2/3時間は時計を思い浮かべれば40分だというのがイメージできるので、ちょっと考える時間をもらえれば何とかいけそうです。

 

中級編~時速100kmの場合~

今度はたとえば、

目的地までの距離が240km

100km/hの速度で進んでいる場合。

 

 

 

時間 = 距離 ÷ 速度 なので、

時間 = 240  ÷ 100  =

 

上の例と同じようにスパッと割り切れませんが、

この場合は分数ではなく、小数点にした方が簡単だと思います。(下図参照)

 



残り 2.4時間 では子どもはピンとこないので 0.4時間を分に換算すると、

0.1時間が6分というのを覚えていれば、0.4時間は24分 ということがわかります。

 

目的地まで あと 2 時間 24分

 

時速100kmの場合は、小数点以下を分に換算できれば何とか答えられます。

 

 

上級編~分母が60の約数ではない場合~

今度はたとえば、

目的地までの距離が110km

70km/hの速度で進んでいる場合。

 

 

時間 = 距離 ÷ 速度 なので、

時間 = 110  ÷  70  =

 

… 何だかイヤな予感がしてきましたが...

分数にしてやってみます。(下図参照)

 

 

 

4/7時間は34.2857...分なので、

 

目的地まで あと  1 時間 34.2857...分

 

分母が7だと、残念ながら私の脳では計算できません... 

4/7時間って半分よりは多いから30分を少し超えるくらいかな、という感覚で答えることになりそうです。

 

時速70kmで走行中に「あと何分?!」と聞かれないことを祈るばかりです。

 

03_つまづきポイント

子どもの「あと何分で着くのー?!」に答えるために、距離 ÷ 速度=時間 で計算するのはさほど難しくないです。

しかし、分数や小数点で表している「○○時間」を「○○分」に換算するところで少し難しい場合があって、私はそこでつまづいていました。

1/2時間や1/3時間、1/4時間あたりは時計を思い浮かべればパッとわかりますが、1/7時間や1/9時間、1/11時間になるとうーん... となってしまいます。

分数や小数点で表された時間を分に直そうとするときにややこしく感じるのは、時間は60ずつ位が上がっていく六十進法(60進法)だからなのですね。

 

 

 

分母が60の約数ではない7、8、9、11になる場合は暗算ではパッと出せません...

 

逆に分母が60の約数(ここでは 2,3,4,5,6,10,12)の場合、分数で表示された時間がスパッと何分なのかわかるので、計算しやすいですね。

※最高速度120km/h までなので上の表では1/12までしか記載していません

 

04_なぜこの記事を書こうと思ったのか

そもそも子どもの「あと何分で着くのー?!」なんてテキトーに「あと1時間くらいだよ~」などと答えておけば良いとは思うのですが...

ここまで速さの公式を復習し、作戦を立てようと思った理由は大きく2つあります。

①子どもがしつこいから

うちの子どもは数分おきに「あと何分~?!」聞いてきます。

そのため、初めに「あと1時間くらいだよ~」とテキトーに答えてしまうと、数分後に「あと1時間くらい」は通用しません。「あと58分」「あと50分」と少しずつ減らしていかなければなりません。それが地味~に面倒なのです(・・;) 

今年は「残り何キロって看板に書いてある?」「今クルマは何キロ出てる?」と子どもに聞きながら答えようと思います。

それだと親もきちんと考えている風に見せられるし、質問される子どもも面倒になって「あと何分~?!」と聞かなくなるのではないかと思うのです。

②ダンナがうるさいから

こちらも大きな理由です。

ダンナは割と「あと何分?」に答えるのが得意です。

一方、私は速さの問題が苦手で大っ嫌いです。

それを知っているダンナは「今時速○○kmで走っています、残りの距離は大体○○kmです、あとどれくらいで着くでしょーか?」と質問してくるのです。

そして手間取っている私を見て「何でわかんねーの?!」と言ってきて、それが地味~に腹立たしいのです。(※普段は良い人だと思います)

そこで今年はスパッと答えてギャフンと言わせてやりたいのです。

 

そんなわけで、今年は子どもの「あと何分で着くの~?!」にスパッと答えられるように復習をかねて作戦をたててみました。

この作戦が上手くいったかどうかは ~実践編~に書いてみたいと思います。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。他の記事もぜひご覧ください!

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