まるめがねのまわり道

ペーパードライバー歴15年の主婦の活動記録

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我が子に「ママなんて●んじゃえ!」と言われた時

当ブログ「まるめがねのまわり道」へのご訪問ありがとうございます。

 

子育てをしていると、悩みや心配事が絶えませんね。

それもこれも子どものことが大切だからです。

 

しかし、そんな大切に育ててきた子どもに突然、

ママなんてしんじゃえ!

と言われた時のショックは大きいです。

人が傷つくような言葉や言い方を「ちくちく言葉」と言うようですが、今回は我が子がそんな言葉を使った時のことを書きたいと思います。

01_俗に言う「ちくちく言葉」とは

ちくちく言葉、という表現

私は小学校に通うようになった子どもから聞いて初めて知りました。

言われて心が「ちくちく」と傷つく言葉のことを言うようです。

子どもがわかりやすいように「ちくちく」と表現していますが、

「そんなことも知らないんだ!」という嫌味っぽい言い方も、”しね””きえろ”などの暴言も、全て含めて「ちくちく言葉」と呼んでいるようです。

02_子どもが使い始めた「ちくちく言葉」は暴言!!

我が子がまだ小学校に入る前の話です。

4歳くらいだったと思いますが、子どもが怒りに任せて暴言を吐くようになりました。

 

「もうママきえてー!!」

「ママなんてしんじゃえー!!」

「ママ、キモい!!」

 

待て待て、

どこでそんな言葉を知ったのさ?

悲しみや怒りの感情がわいてくる前に、なぜそんな言葉を知っているのかと、驚きでいっぱいでした。

 

でも、生まれながらにしてそんな言葉を知っている人間はいないので...

どこかで聞いて知ったのでしょう。

 

 

03_子どもに暴言を吐かれた時の私

初めて言われた時

初めて「ママしんじゃえ!」と言われた時、

おそらく子ども自身も「死」ということの意味がわからずに使っていたと思います。

そのため、死ぬとはどういうことなのかを説明しました。

「キモイ」という言葉も、意味がわかっていなかったのでまずは意味を教えました。

そしてその言葉で相手は悲しい気持ちになるから使ってはいけないと。

続けて言われた時

言葉の意味や人に使ってはいけないことを伝えた後も、うちの子はその言葉を使い続けていました。

つまり、悪い言葉だとわかっていたうえで私に言っていたのです。

そうなると、こちらも段々と怒りが沸いてきます。

私「その言葉はダメって言ったでしょー!」

子「ママなんてきえちゃえー!」

エスカレートしていきました。

 

04_【考察】なぜ我が子は暴言を吐いたのか

我が子の観察

頭が冷えている今「なぜ子どもは暴言を吐いたのか」について考えてみると...

こういう言葉を発していたのは、だいたいパターンがありました。

  • 子どもを叱ったあと
  • やっていることを中断させてしまったとき

など、子どもの中で悲しいとかイライラするなどの感情が沸いてきた時。

上手く気持ちの切り替えができず、私に攻撃していたのだろうと思います。

「ママ、しんじゃえ!」は最大限のダメージを負わす言葉だと知っていたはずですから。

他の子どもの観察

他の子どもでも、やはり我が子と同じように「○ね!」と発言してしまう子がいます。

ほんの一例ですが、こんな話を子どもから聞きました。

ある子がお花摘みをしていました。

しかし、それは誰かが手入れしている公園の花壇のお花でした。

そこにお友だちがやってきて「そのお花は取っちゃだめなんだよ!」と強く言います。

するとその子は注意したお友だちに向かって「うるせー!○ね!」と吐き捨てました。

というのです。

結論はそんな暴言を吐いたらダメでしょ、なんですけど、

お花摘みをしていた子どもからすると、

  • そのお花を取ってはいけないことを知らなかった、とか
  • お母さんにあげたかった、とか

色々と考えられます。

それを否定されて、仕返し(八つ当たり?)として暴言を吐いたのかなと(あくまでも私の想像ですが)。

 

我が子の場合も他の子の場合も、どちらも

自分が嫌な気持ちになった

⇒ 反動で暴言で攻撃

そんな感じなのかな、と思います。

 

05_我が子が暴言を吐かなくなった理由

今では「ママしんじゃえ!」はすっかり言わなくなりました。

しかし、親の私が言うだけでは効果はなかったと思います。

それでは、なぜ暴言を吐かなくなったのか。

それは

 

自分も他人の言葉で傷つく経験をしたから

 

「ヘタクソ!」「ザコ!」「なかまに入れてあげなーい」など。

言われて傷ついたことで「ママしんじゃえ!」も同じように人を傷つける言葉だと理解できたのだと思います。

 

親としては子どもが傷つく姿は可哀そうだけど「どんな言葉が人を傷つけるのか」ということに気づくためには、小さいうちは必要なことだったのかなと、今は思います。

 

05_【まとめ】子どもの暴言について思うこと

「ママしんじゃえ!」などの暴言

なぜ何回もダメと言ってもやめないんだろうと考えていました。

 

我が子の場合、自分が人の言葉に傷つく経験をしたことで、段々と「言ってはいけない言葉」を理解し言わなくなりました。

 

しかし、暴言まではいかなくても相手が傷つくような言い方とか、失礼な言葉とかはまだまだ親が教えていく必要もあるし、社会生活の中で学んでいってほしいなと思っています。

 

一方で、広い社会に出れば「ちくちく言葉」で溢れていると思います。

自分がそれらの言葉を使わないように気を付けていても、その攻撃を受けたときにどのように対応するか(スルーするか)についても我が子に教えていけたらと思います。(ちくちく言葉を受けた時のことは、別の記事で考えをまとめたいと思います)

 

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