ペーパードライバー講習を終え”運転初心者”になった私。これまでの記事はコチラ☞ 記事一覧 - まるめがねのまわり道
教習所の学科教習では色々と教わりましたが、実際にそんなことある?とあまり気にしていなかったことがいくつかあります。
しかし、いざ1人で運転するようになるとイレギュラーなこともたくさん起こるので、その時になって「あ~教習所で習ったアレか!」となります。私にとって「パッシング」がまさにそうでした。
ペーパードライバー歴が長くなると、パッシング??ってなりますね... 今日は私の体験談も交えて、パッシングについて少し書きたいと思います。
■ パッシングとは
パッシングというのはクルマのライトをピカピカッと光らせて、他のクルマに何らかの合図をすること。
やり方としては、ハンドルの右のヘッドライトレバーを素早く手前に引いて離すことでフロントライトをピカッ!と光らせることができます。
★うちの車ではこの方法でできますが、車種によってレバーの位置が異なるので運転前に要確認です!
色々な意味があるようですが、私が教わったのは、対向車に「お先にどうぞ」や「この先で警察が速度の取り締まりをやっているよ」などのメッセージを送るために使います。
■ 初めてパッシングされた時
ペーパードライバー講習を受けている時、パッシングをしたこともされたこともありませんでした。1人で運転するようになってしばらく経った頃に初めてパッシングを経験しました。
それは私が右折したかった時。片道一車線で右折専用レーンもない道でした。
右側に寄せていれば横を通っていくクルマもありますが、その時私の後ろにいたのは大きめのトラックで通り抜けていくことは難しい状況。その後ろも何台か待っていました。
青信号に変わった時、交差点の先で止まっていた対向車がピカピカッ!と合図を送ってきました。
パッシングの存在を忘れかけていたので一瞬「??!!」となりかけましたが、パッシングをしたクルマの動きも止まっていたので先に右折させていただきました。まさに「お先にどうぞ」のパッシングでした。
その後、何度かパッシングされたことがありますが、全てこちらが右折したいときでした。
■ ”お先にどうぞ”のパッシングの注意点
自分が右折したい時に後続車がどんどん来ると少し申し訳ないな~となるので、そんな時に「お先にどうぞ」のパッシングをしてもらえると「ありがたい!」という気持ちになります。
しかし「早く右折しないと!」という気持ちのあまり、安全確認を怠らないようにしないといけません。
パッシングした方はこちらの安全確認までしてくれているわけではないので、「お先にどうぞ」とメッセージを送られても、自転車や歩行者などの確認はしっかりと行うことが大事ですね。
■ その他のパッシングの意味
この「パッシング」というものは調べていると色々な意味があるようで、対向車からされたときに「お先に行かせていただきます」という意味になることや、後続車からされた場合は「先に行かせて」という意味になることもあるようです... 私が経験したものとは全くの逆です。
また「無灯火だよ!」や「ハイビームが眩しいぞ!」などの意味を持つこともあるようです。
そのため、パッシングされたときはその時の状況や相手のクルマの動きをよく見ることが大事ですね。
■ 自分はどう使うか
私はクルマを運転していて「お先にどうぞ」という場面では手で合図することが多くて、今のところパッシングをしたことがありません。
ただ、交差点の先などある程度の距離があると、クルマの中で「お先にどうぞ」と手で合図しても見えない可能性があります。少し離れた対向車に「お先にどうぞ」と伝えるのにパッシングが適してるかなと思います。
ただ、パッシングをされた方が「???」となってしまう場合や、最近では「嫌がらせ?」と受け取られてしまう可能性もゼロではないので、しつこくない程度に適宜使えればなと思います。
そんなわけで今日は実際に運転してみると経験することのある「パッシング」について書きました。様々な意味を持つ「パッシング」なので、実際にパッシングされたらその時の状況や相手のクルマの動きを見て、意味を理解しようと思います。