一般的な腕時計の代わりにスマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを選ぶ人も増えていますよね。
私もあることがきっかけでスマートウォッチの購入を考えるようになりました。
しかし! 商品数が多くて説明を読んでもよくわからない状態...
調べるのにものすごく時間がかかり、ようやく購入にいたりました。
基礎知識のまったく無かった主婦がスマートウォッチを買うまで集めた情報をここでまとめたいと思います。
スマートウォッチ購入のきっかけ
電話やメールに気づかないこと多々あり
外出中などに電話やメールに気づかなくて
連絡したのに、なんで返事くれないの?!!!
と言われることの多い私。
スマホを服のポケットにいつも入れているのであれば気づくかもしれませんが、かばんに入れていることが多いと着信時のバイブレーションに気づかないことが多いのです。
しかし、これが子どもの緊急事態に関する連絡だと出られないのは大問題。
ずっとそのように感じていたので、何とかせねばと思っていました。
スマートウォッチの通知確認機能を知る
子どもの友人のお母さんで、スマートウォッチを使用している方がいたので話を聞いてみることに。
スマホへの着信やメールやアプリの通知をスマートウォッチで受け取っていると言うではないか!
腕に常につけていれば着信やメールに気づくことができるだろうし、これは良いのでは?!
ちょうど腕時計の調子が悪くなっていた
同じくらいのタイミングで、これまで使っていた腕時計(20年くらい使用!)の調子が悪くなってきたのです。
修理するのもお金がかかるし、新しい腕時計を買うかどうかを考えていたところでした。
そんなことが重なり、私のスマートウォッチ選びが始まりました。
スマートウォッチの機能
スマートウォッチについて調べ始めても、使ったことのない私には選ぶ基準もわからず…
商品説明を見ても基礎知識のない私にはよくわかりません。
しかし、調べていくと少しずつ実態が明らかに。
スマートウォッチ?トラッカー?
私は腕につけるデバイス(腕時計の代わり)のことをスマートウォッチと呼んでいましたが、色々と見るとトラッカーと呼ばれているものやスマートバンドと呼ばれているものも。
トラッカーやスマートバンドは運動や健康管理のためのデータを集めることがメインで、形もリストバンド型で画面がコンパクトなものが多いです。
しかし、トラッカーやスマートバンドに分類されているものでも、スマホへの着信やメールの通知をしてくれるものや、その他スマートウォッチとあまり変わらない機能が備わったものもあるので、トラッカー・スマートバンド・スマートウォッチの全てを検討することにしました。
※以下、まとめてスマートウォッチと呼びます。
スマートウォッチの機能
スマートウォッチ選びで基礎知識の無い私をかなり悩ませたのは機能の多さ!
時間を知らせる時計の機能はもちろんのこと、他にもさまざまな機能が備わっているのです。
一部をあげてみると...
電話の補助的機能
- スマホへの着信やメールなどの通知
- 電話への応答
- メールへの返答
運動・健康管理機能
- 歩数・心拍などの計測
- 血圧・心電図の計測 ※商品数は限定的
- 睡眠時の状態の記録
- 走った距離やルートの記録
その他便利機能
- おサイフ機能
- アラーム・タイマー・ストップウォッチ
- スマホを探す
商品によって機能の有無は異なりますが、こんなにも機能があるのです。
当然機能が多ければ高くなるし、少ないものは比較的安い。
そりゃ~選ぶのは大変です。
実際に選ぶ際には、必要な機能は何なのかを明確にしておいた方が選びやすいですね。
選ぶ基準
色々な機能があるのはわかったのですが、実際に選ぶことになるとまた大変です。
対応機種で選ぶ
大きく分けるとiPhoneとAndroidのスマホで変わります。
よく知られているにApple watchはiPhoneのみに対応、Google Pixelはアンドロイドのみ。
その他、どちらにも対応しているもの。
なお、スマホのバージョン(何代目か)によって対応していないこともあるため、気になるスマートウォッチの対応機種は要確認です!
スマホとの連携を考えるのであれば、この時点でiPhoneユーザーであればGoogle Pixelという選択肢はなくなり、アンドロイドユーザーはApple Watchの選択肢はなくなりますね。
メーカーで選ぶ
本当にたくさんのメーカーがスマートウォッチを販売しています。
調べていく中で見たメーカー(ブランド)は以下の通り。
Apple
Apple Watch(アップルウォッチ)が最初に発売されたのが2015年。
スマートウォッチと言えばアップルウォッチというイメージが私の中であります。
バンドの替えもさまざまなデザインのものが売られているのも良いです。
また、初めて日本で心電図機能が利用できるようになったのもApple Watch*1のようですね(2021年)
MM総研の調査によると、
2022年に国内で販売されたスマートウォッチ(約390万台)のうち、Apple Watchの販売シェアは第1位で58.3%でした。
出典: 株式会社 MM総研 「2024年度には市場規模500万台突破と予測 2022年度通期 スマートウオッチ市場規模の推移・予測」
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=577
アップルはやはり人気!!
しかし、その他にもアンドロイド対応のスマートウォッチが以下のメーカーから続々と発売されています。
Google Pixel Watchの初代が2022年に発売。
後継バーションのGoogle Pixel Watch2も昨年(2023年)発売されました。
Fitbit
Fitbit(フィットビット)は歩数や心拍数などの活動量を計測するリストバンド型のデバイスの先駆者というイメージがあります。
日本では2013年より発売開始*2し、2021年よりGoogle傘下*3に。
Garmin
2003年に、世界で初めて手首に巻くGPSトレーニングデバイスを発売*4。
ビジネス向けのデザインやスイミング、ランニング、ゴルフなど各スポーツに適したモデルのスマートウォッチなど展開していて、日本への本格参入は2016年~*5。
Samsung
スマホのGalaxy(ギャラクシー)もよく知られていますが、スマートウォッチのGalaxy Watchも2018年より日本で発売*6。
※スマホがGalaxyでなくても対応(対応機種は要確認!)
Huawei
中国創業の通信機器メーカー。
2022年の日本でのスマートウォッチの発売台数のシェアをみると、アップルに次いで2位*7となっています。
Xiaomi
中国創業の家電メーカー。
2022年の日本の販売シェアの第4位*8となっています。
HuaweiもXiaomiも、比較的手に取りやすい価格帯の商品が多いことが人気の理由の一つかもしれませんね。
通信機能で選ぶ
スマートウォッチの商品仕様をみていくと、様々な通信機能が書かれています。
スマホと連携させて着信やメールを受信するものの他、、単独でネットに繋げられるものもあります。
Bluetooth
スマートウォッチとスマホの連携の方法で最も一般的なのかなと思うのがBluetoothでペアリングする方法。Bluetooth(ブルートゥース)はワイヤレスイヤホンやスピーカーなどを使用している方にはなじみのあるものではないでしょうか。
Bluetoothでスマートウォッチとスマホをペアリングさせておくと、着信通知やメールの通知、内容も見られることも。返信や通話もできる商品もあります。
しかし、Bluetoothではスマホから距離が一定以上離れたり、間に障害物があると接続できないという面があります。
Wifiモデル
他にはwifiにも接続できるスマートウォッチも。wifiのある場所で接続していればスマホから一定以上離れるなどしてもペアリングできます。
また、wifi経由でアプリをダウンロードできたり、スマートウォッチ単独でできる機能が増えます。
セルラーモデル
スマートウォッチにはセルラーモデルと言われるものもありますが、こちらは携帯電話会社との契約が必要になります。
スマートウォッチだけでスマホの代わりにもなるので、たとえばスマホは家に置いておいてスマートウォッチだけでランニングしたい場合にもスマホにかかってきた電話に出られるなどでき便利です。
その他の仕様で選ぶ
防水機能は商品に応じて異なるので、活動に見合ったレベルのものか確認が必要です。
画面の形やサイズ、スマートウォッチ自体の重さも使いやすさに影響があります。
バンドなど付属品の替えの有無も購入の際のポイントになるかもしれません。
まとめ
長々と書いてしまいましたが、今回はスマートウォッチを選ぶ際に集めた情報を整理してみました。
ここまできて、絶対にほしいと思う機能、これはあったらいいけど無くても良いと思う機能、どんな仕様のものが良いのかなんとな〜くわかってきました。
次は、実際に購入したスマートウォッチの紹介をしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
買ってよかったアイテムを少しずつ掲載していますので、良ければご覧下さい!☞ 購入品レビュー
*1:
Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場 - Apple (日本)
*2:
*3:
Fitbit は Google の一部となりました - Fitbit Blog
*4:
*5:
GPS機器のリーディングカンパニー Garmin Ltd.、株式会社いいよねっと の買収を完了 急伸する日本市場へ本格参入 | プレスリリース | Garmin 日本
*6:
新型スマートウォッチ「Galaxy Watch」発売決定 | サムスン電子ジャパン株式会社のプレスリリース
*7:
2024年度には市場規模500万台突破と予測 ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研
*8: