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もうすぐ子どもたちの冬休みが始まりますね。
長期休みが始まると気になるのがテレビゲームとの付き合い方。
今回は我が家でのテレビゲームとの付き合い方について書きたいと思います。
- ゲーム禁止だった私の子ども時代
- 我が子がゲームをやりたいと言い出した
- 我が子にゲームOKとした理由
- 我が家のテレビゲームのルール
- ゲームのルールについてもう一度話す
- 余談: ゲーム反対だった私の母のその後
ゲーム禁止だった私の子ども時代
私の子ども時代はファミコンなどのテレビゲームが大流行。
友だちの家でテレビゲームをすることがあり、楽しさに目覚めた私は「うちにも欲しい!」と親に頼んでみたことがありました。
父は新しいものが大好きなので「買おう買おう!」とノリノリ。
一方、母の答えはNO!でした。
理由は「勉強しなくなるから」とのこと。
我が家は母がルールだったので、子供の時にゲーム機を買うことはありませんでした。
当時、ゲームがなかったから友だちとの会話に入れなかった!や、買ってもらえなくて悲しかった!という気持ちは多少あったのかもしれませんが... 今となっては正直あまり覚えていません。
我が子がゲームをやりたいと言い出した
結婚してから、初めて自分のためにゲーム機を購入した私。
運動系のゲームが楽しくて、新婚当初は時間があればよく夫婦で遊んでいましたが、子どもが生まれてからはそんな時間もなくホコリを被った状態に。
しかし、子どもの成長とともにそれが一変します。
ゲーム実況の動画や、園のお友だちとの会話でゲームの存在を知ることに。
ついに我が子も「ゲームやりたい!」と言うようになったのです。
我が子にゲームOKとした理由
テレビゲームを許可するかどうか。
我が子に言われる前からぼんやりと考えてはいました。
結論としては、うちの子にはテレビゲームはOKなことにしました。
理由は主に次の3つです。
うちにゲーム機があったから
既に一世代前のものになっていましたが、うちには新婚当初に買ったゲーム機がありました。
いつでもできる状態だったので、子供にゲームOKにするハードルは下がりました。
新たに買わなければならないとなると、また結論は違ったのかもしれません。
子育てへの思いと相違しなかったから
自分の子をどのように育てたいかという明確な考えはなく、子育ての方針とエラそうに言えるものもありません。
ただ、これからの長い人生。
どうせなら楽しい、好きだ!というものがある方が良いと思うので、子どもの時は様々な経験をして好きなものを見つけてほしい、という思いがありました。
様々な経験をする、好きなものを探すということを考えたときに、子どもがやってみたいと自分から言い出したゲームを禁止にする理由が見つかりませんでした。
息抜きになるなら良いじゃない
私が子供の頃、うちでゲーム禁止だった理由は「勉強しなくなるから」でした。
振り返ると、確かに「宿題しなさい!」と言われた記憶があまりないし、勉強しないといけないとき(テスト前など)はしていた気がします。
でもさ、ゲームがあったら宿題や勉強はしていなかったって?
勉強をしていると息抜き(ちょっとした現実逃避?)も必要になってきますよね。
ゲームは息抜きの方法としては良いのでは?とも思うのです。
ゲームの無かった私はどのように息抜きしていたかというと、なぜか部屋の模様替えをし出すことが多かったような記憶が...
自分の事ながら理由はよくわからないのですが、机の位置が変わると気分も変わって勉強のスイッチが再び入っていた、といったところでしょうか。
いやいや、模様替えするよりもゲームで気分転換した方が効率的でしょ、とツッコミたくなります。
今となっては、ゲームが良い気分転換になっていたのかどうかは証明しようがありません。ゲームがあっても、テスト前は模様替えをする性格だったのかも。
しかし、成長とともにやらなきゃいけないことが増える中で、息抜きやストレス発散の方法はたくさんあって困ることはないのでは? その引き出しを増やす意味でもゲームは良いのかなと思います。
◆◆◆
これはあくまでも我が家の場合。
確かに、ゲーム(特にスマホのゲーム)には中毒性のあるものもあると思います。
スマホにアプリが入っていると空いている時間にやりたくなるのですが、消してしまって後悔することが不思議とないのです。
つまり、なければないで問題はないし、ゲーム漬けになる心配もない。
だから、初めからゲームはやらせないことにするのもアリだと思います。
◆◆◆
我が家のテレビゲームのルール
子どもの間は色々な経験をしてほしい良いという思いがあったので、テレビゲームだけに時間を使うのは良くないと思いました。
ゲーム禁止にするのではなく、ゲームをどのように使うのが良いのかを学んでほしいので、始める際に子どもと一緒にルールを考えました。
- 親に聞いてから始める
勝手に始めるのではなく「ゲームして良い?」と必ず確認し、親がOKと言ったらやって良いことにしました。 - やらなきゃいけないことをやってから
私の母はゲームに時間を取られて宿題や勉強をしなくなることを心配していました。確かに、その気持ちはわからなくはないです。
そのため、ゲームは自分がやらないといけないこと(おもちゃの片付け・宿題・からだを動かすなど)ができている場合はOKだよ、と言っています。 - ゲームの時間を決める
だいたいですが、一時間程度です。
ちょっと長くなってくると声をかけています。 - 楽しく遊ぶ
ルールにする必要はないかもな... とも思いますが、勝敗のつくゲームだと負けて「もう!」と怒りをあらわにすることもあります。
負けて悔しいと思う気持ちはたしかに大事だけど、それでうちの中の雰囲気が悪くなるのは嫌だったので「みんなで楽しくやろう!」と話しています。
以前は雨のときのおうち遊びの一つとして考えていたので、”雨の日だけ”としていました。しかし、天気はコントロールできないので... コントロールできないもので家の中での楽しみをなくすのは何ともモヤっとするので、自然とこのルールは消えました。
それでもゲームをしたいからお外で遊ばない!とはなってほしくなかったので、お外遊びも大事だよ、という話をしています。
書き出してみるとガッチガチのように感じますが、全てのルールをきちんと守れてるかといえばそうではないです。
特に2のルール「やらなきゃいけないことをやってから」はあいまいで、部屋が汚いのにやり始めることもあります。
長期休み、特に予定のない日なんかは私もダラダラとしながら横でゲームやってていいよということもあります。
ゲームのルールについてもう一度話す
そんな長期休みがまたやってきます。
毎日でなければゲームをたくさんやる日があっても良いかなとは思っています。
しかし、長期休みは他にも色々と経験できる貴重な機会でもあるので、「色んな経験をしてほしい」という話をしながら、我が家のルールをおさらいしたいと思います。
そして、「楽しく遊ぶ」ことができたら良いなと思います。
そういう意味でも、ユルいルールですが、作っておいて良かったと思っています。
余談: ゲーム反対だった私の母のその後
私の子ども時代にゲーム禁止令を発令した私の母。
独り暮らしを始めてしばらく経ったある日のこと。
久し振りに帰省してみると....
なんと実家にテレビゲーム機がある!!
しかもソフトも複数あるではないか!!
家には父と母しかいないし、孫が生まれたわけでもない。
「ちょいちょい、なんでゲームがあるの?」と母に尋ねると
「だって、CM見たら楽しそうだったから(*^-^*)ルンルン」って、おいおい…あの厳しい母はどこへいったやら。
年を重ねると変わることもあるんだな、と感じた瞬間でした。
楽しく遊ぶ、それが大事ですね。
そのための方法を我が家でも考えながらやっていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。他の記事もぜひご覧ください!
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