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数年前にデジタルでイラストを描き始めましたが、最初はアナログとの違いに戸惑っていました。
描き方は人それぞれで、下書きから完成までデジタルで行いたい人もいれば、紙に描いた下書きや線画を取り込んでデジタルで完成させたい人もいるかと思います。
今回は、デジタルイラストを描く手順や描く上で役に立った機能などについて書きたいと思います。
デジタル画の描き方は一つではない
デジタルでイラストを描くと言っても、描き方は人によって異なります。
その方法は大きく3つにわけられるのではないでしょうか。
①下書きから完成までデジタル
②下書きはアナログ、線と塗りはデジタル
③線画はアナログ、塗りはデジタル
このページではそれぞれの方法で役立つ機能を紹介していきます。
このページではイラスト用のソフトCLIP STUDIO PAINT PROの機能を紹介しています。
①下書きから完成までデジタル
シンプルな絵や、PCの前で時間が取れそうなときはこの方法で描いています。
下書きを描き、別のレイヤーで清書します。
私はアナログで絵を描くことに慣れていたので、下書きは黒色のペンで描きたいのですが、
その上にレイヤーを重ねて清書するときに見づらいときもあるので、そのような場合には線の色を変えます。

💡便利な機能!
下書き用の線の色を変えるには
「編集」メニュー →「線の色を描画色に変更」の機能が便利です。
【参考】線画の色を変更する方法を教えてください - CLIP STUDIO 公式サポート
こちらの絵の完成版はイラストダウンロードサイト【イラストAC】に掲載しています。
②下書きはアナログ、線と塗りはデジタル
紙と鉛筆で下書きをし、線と塗りでデジタルで行う方法です。
今回はこの方法でイラストを描いてみたので載せていきます。
下書きの写真を撮って
「ファイル」メニュー →「読み込み」→「画像」で読み込みます。

【参考】画像の読み込み方法を教えてください - CLIP STUDIO 公式サポート
ベクターレイヤーを作成し、線を入れます。※必要に応じてレイヤーを分けます

好きなように塗ったら完成!!

💡便利な機能!
CLIP STUDIO PAINT PROを使っていて便利だと思うのがベクターレイヤーです。
このレイヤーに描いた線は後から「操作」ツール→「オブジェクト」で線の太さやブラシ形状、線の色などを変えることができます。
【参考】ベクター線を変更する方法を教えてください - CLIP STUDIO 公式サポート
③線までアナログ、塗りはデジタル
アナログで描いた線画を読み込み、デジタルで塗る方法もあります。
私は普段はこの方法は使っていませんが、CLIP STUDIOのページに掲載されていたこちらの方法で線画を抽出してみました。
紙に描いた絵の写真を撮り、
「ファイル」メニュー→「読み込み」→「画像」で読み込む

白い紙に描いたはずですが、全体がグレーがかっています。
「明るさ・コントラスト」「レベル補正」を行い、
レイヤーを統合し「輝度を透明度に変換」するとこのようになりました。
(詳細は参考ページをご覧ください)

ノートの端のグレーがかった部分は取れなかったので...後から消しました。
(消しゴムや選択ツールなどで囲って消せます)
このレイヤーを線画として塗ってみると...

思ったよりも簡単にできました!
アナログで線画を描いて、塗りをデジタルで行うのもやりやすいです!
💡便利な機能!
紙に描いた線画の写真を撮り、読み込んで線だけ抽出できます。
【参考】アナログイラストを線画抽出するには?デジタルで色塗りするための準備 | イラスト・マンガ描き方ナビ
まとめ
今回は、デジタルイラストを描く方法や、アナログで描いた絵を使う方法についてまとめました。
イラストの描き方や手順は人それぞれ。
自分に合った方法で絵を描けるのが一番なので、自分のやり方を見つけられると良いですね!
安心と信頼のお絵かきソフトはこれ【CLIP STUDIO PAINT】 
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Ver.4 リリース!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
デジタルイラストについて少しずつ書いているので、良ければ他の記事もご覧ください!■ デジタルイラストに挑戦!の記事一覧 ■
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